アラカンBOKUのITじゃない方の日常

2018年からIT関連の話題以外はこっちに書くことにしました。

森友学園問題行政文書書き換えのニュースで、財務省に関わる大多数の無関係の職員の憂鬱を想う

森友学園の行政文書書き換え(改ざん?)。

www3.nhk.or.jp


政治家も官僚、揃いも揃って嘘つき。

 

それって、犬がワン!と鳴くってくらいの常識なのか。

 

そう思わせるくらいひどい話です。

 

まあ、経験上、どんなに腐って見える組織でも、まともな人というか普通の人の方が圧倒的に多いのは知ってますけどね。

 

結局、腐った人と腐ってない人・・、このパワーバランスのせめぎあいがあって、大多数の人間が勝った方に流されてしまう。

 

そんな構図なんでしょう。

 

当然、腐った人はずるい人でもありますから、バレて責められる時には本丸の人間は表にでてこないわけです。

 

だいたい、それらしい肩書のついた従順な人を矢面にたたせる。

 

そんな人に明確な回答ができるわけがないとわかっているのでやめとけば良いのに、責める方もパフォーマンスで「明確に回答しろ!」などと怒鳴り上げる。

 

まあ、一種の儀式みたいなもんですね。

 

なんの解決にもなりませんが・・。

 

自分は矢面にたって罵声をあびながら、ただ頭をさげる・・みたいなことをした経験がありますが、正直馬鹿らしかったです。

 

そういうことを、ニュースで野党議員と財務省の職員のやりとりを見て、「ああ、相変わらずやってるな」と思いました。

 

まあ、矢面に立たされた人も、財務省に関わっている大多数の職員で「馬鹿らしい!」と思い、憂鬱な想いをもっている人も沢山いるんでしょうけどね。

 

・・・

 

まあ、それはさておき。

 

自分にはもっと気になったことがあります。

 

ニュースを見ながら感じた凄い違和感

 

こちらのニュースから記事の一部を引用します。

toyokeizai.net

 

こうあります。

書き換えがあったのは「貸付決議書」「売払決議書」「特例承認の決裁文書」など計14件。財務省の調査では、2017年2月下旬から4月にかけて書き換えられた。

・・・・
書き換えの一部は職員による申告で発覚したことも明らかにした。「何度もフォルダをクリックして掘り下げないと分からない『個人フォルダ』のようなものの中で見つかった」

 

なぜ、この部分に違和感を感じたか・・というと。

 

自分は、お役所のシステム構築に、少しだけ関わったことがあるからです。


その時に感じた「お役所の中で文書の位置付け」の感触と、上記コメントには温度差がありすぎです。

 

契約に至る経緯を記録した大切な文書が、担当者の「個人フォルダ」でのみ保管されている。


これは、一般企業ならありえます。

 

十二分に。

 

だから、一般企業の感覚で聞いていると不思議はないのですが・・。

 

財務省でしょ?


お役所の中のお役所ですよ。


絶対にありえないでしょ!

 

なにかがおかしい・・としか思えない。

 

そういう違和感です。

 

お役所は「文書主義」が基本なんだよ

 

お役所は「文書主義」で動いてるのです。

 

なんでもかんでも「文書化」して、それを保存しておくのが常識の世界なのです。

 

平成23年4月1日付で内閣総理大臣決定とされている「行政文書の管理に関するガイドライン」というものがあります。


そこに明記されてます。

文書主義の原則

職員は、文書管理者の指示に従い、法第4条の規定に基づき、法第1条の目的の達成に資するため、○○省における経緯も含めた意思決定に至る過程並びに○○省の事務及び事業の実績を合理的に跡付け、又は検証することができるよう、処理に係る事案が軽微なものである場合を除き、文書を作成しなければならない。

 

さらに、こんなことも明記されてます。

  • 行政機関(各省とか)単位に、総括文書管理官、副総括文書管理官、文書管理官、文書管理担当官を置く
  • 決裁・供覧の起案及び処理は原則として文書管理システムで行う

 

今回の文書は名前からして「決済文書」です。

 

変更前の文書として公開されているものを、ガイドラインを読んでからながめると、まさにそれに沿って書かれていることはわかります。


ということは、文書管理システムで管理されていたんはずなのです。

 

文書管理システムには普通バージョン管理機能はある

 

文書管理システムなら、基本的な機能としてバージョン管理機能はもってるはずです。

 

文書管理システムを通さないと原本の書き換えはできないし、もし書き換えられたとしても、変更ログが残る。

 

そういうものでないとシステムの意味がないですからね。


じゃあ、今回の話は、文書管理システムを通さずに、原本ではなく、国会提出用の方だけ書き換えていたのか?

 

なんか・・それは考えづらい。

 

そんなん、比較対象となる原本を残したままなんですから、一時しのぎにしかすぎなくてすぐにばれる。

 

そんなこと誰でもわかります。

 

だから、自分らなんか及びもつかない位賢い人の集まりである財務省の人たちが気づかないわけがない。

 

うーーん。

 

ひょっとして、わざとバレる様にしたのだろうか?

 

最初から、こういう騒ぎにすることを見越して。

 

そうとでも思わなければ、どうにも納得できる解釈ができない。

 

そういう気持ち悪さがあります。

 

とにかく、政権からみの話になると、すべてがこんな感じになります。

 

すっきりしません。

 

胡散臭さ満載の政権側と目先の追求だけで将来展望を微塵も感じない野党側と。

 

まあ。

 

どっちもどっちなんですけどね。